学びの生活|中村公平のブログ
劇団レトロノート代表ナカムラコウヘイの日々思うこと。

#1474『夫婦台風、BTTB』

 

はぶ談戯vol.19.5『あ・らかると〜春のアラカルト』無事に終演しました。ご来場、ご声援、誠にありがとうございました。

 

はぶ談戯には13年ぶりに出演させていただきました。13年って。。。歳とるわけだ笑

でも、お互い厳しい世界の中を続け、くぐり抜けてきたからこそ実現したわけで。そういう意味では非常に嬉しかったし、有難かったです。

 

そして、面白い俳優さんにも新たにたくさん出会えて、まだまだ俺の世界は狭いなぁと思いました。もっともっと広げていかないと。

 

 

僕の出演させていただいた短編は「夫婦台風」。はぶ談戯の女優、長谷椿さんとの二人芝居。30分間、2人で喋り続ける、まさに台風のような夫婦喧嘩のお話。

 

なぜ、僕がこの夫に起用されたのかは未だに謎ですが、やりがいは非常にありました。でも、客演が久しぶりすぎて、俳優としての引き出しが錆び付いて開かない開かない(笑)

 

こんなにも自分の心と身体が不自由になっていると思いませんでした。演出家に言われたことは理解している(つもり)なんですが、まったく表現が追いつかない。セリフも覚えられない。・・・正直、自分自身に愕然としました。

 

常日頃からみんなに言っていますが、俳優は「1日休むと3日分、鈍る」。自分の身をもって痛感しました。これ、やっぱり本当です。僕は役者として休みすぎたので、鈍るどころの騒ぎじゃなかったですが、俳優はやっぱり心と身体を常に動かし続けないとダメですね。

 

これは絶対年齢のせいじゃない。歳を重ねていてもいい役者はいい役者だもん。

というわけで、日頃の鍛錬をもっとする!という基本的なところに立ち返る公演となりました。

 

ご来場くださったみなさま、ご声援くださったみなさま、このような機会を与えてくださったはぶ談戯のみなさまに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

 

さ、鍛錬しつつ、次のステージへ。

 

Back To The Basic. だな。

 

 

写真は、観劇に来てくれた作家・益永あずみさんと劇団ハーベストのリーダー・加藤梨里香さん。

ありがとございましたー。

【2017.04.10 Monday 08:59】 author : レトロナカムラ
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#1473『杜町とかペッパージャムとか』

 

続きまして、劇団ハーベスト『杜町ペッパージャム』について。

これはですね、長くなると思いますので、副題で仕切りながらお届けします。

長いので、読まなくてもいいです(笑)

 

まず、全ステージ満員御礼でした!大変窮屈なお席でお客さまにはしんどい環境だったと思います。それにも関わらず終演後に「楽しかった!」とたくさんお声をかけていただきまして、もう感謝しかありません。本当にありがとうございました!

 

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◆プロデューサー広瀬咲楽

 

location-0432.jpg毎度のことですが、劇団ハーベストは本当に笑っちゃうくらい大変なんです(笑)今回ももちろん(^_^;)

今回も劇団員がプロデューサーを務めました。第4弾です。山本萌花→松永ミチル→高橋紗良に続き、今回は宮城県仙台市出身・広瀬咲楽がプロデューサーを務めました。もともと彼女は普段そこまで皆にものを申すタイプではないのですが、プロデューサーということで皆への声かけをはじめ、今までの広瀬咲楽とは違う顔をいくつも登場させていました。頑張りました(^ ^)

 

そうです、杜町の「杜」は杜の都・仙台の「杜」。タイトルからして広瀬色です(^ ^)

広瀬は俳優だけでなくシンガーソングライターとしても活動しています。劇団公演では劇中歌やテーマ曲を作っています。今作では最多の7曲を創りました。

 

そんな広瀬がプロデューサーなわけですから、今回のテーマは「演劇×音楽」。広瀬から「芝居と音楽を融合したい」というオーダーをもらいまして、作家の益永さんと何度も打ち合わせをして、吐きそうな日々を繰り返しながら(笑)、たどり着いたのが今作です。

 

 

◆LIVE×LIVEの模索〜MonsterGirlから〜

 

演劇と音楽の融合といえば「ミュージカル」があるわけですが、もともとあるジャンルをやっても意味がないわけで、かなり頭を捻りました。で、思いついたのが「LIVEを聴きに来たのか、演劇を観に来たのかわからなくなっちゃうような芝居」。生演奏というのもプロデューサーの希望でありましたので、演劇とライブの同時LIVE感が如何に出せるかが問題でした。

 

昨年、南青山MANDALAで「MonsterGirl」というSMA主催のライブイベントの演出をやったのですが、そこの更なる進化系というか発展系を模索しました。

 

昨年末の特別公演『ジェラシックパーク』もこの本公演へのステップとなりました。あの時は生演奏ではなく、いちアーティストの楽曲のみで構成してみるという試みをしました。これも「MonsterGirl」の発展系として模索した作品でした。ちょっとプロデューサー無視になっちゃったけど、結果的に高橋Pも喜んでいたので良しとします(笑)

 

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曲が作れる、しかもとてもいい曲の作れる広瀬咲楽というアーティストがいる劇団なんだから、もっと音楽を有効活用しなくては!というのが僕の中にずーっとありまして、「杜町ペッパージャム」でようやく少し思い描いている形が見えてきたかなという感じです。「MonsterGirl」→「ジェラシックパーク」→「杜町ペッパージャム」と益永あずみさんとタッグを組み続けられたのも、この新しい形を模索するのにとても有難かったです。益永さんもたくさんワガママきいてくれるから(^o^)/

 

当初、広瀬自身が「プロデューサーと音楽のみで参加するのもアリだと思っています」と言っていたんです。が、広瀬にもキチンと配役もあり芝居に参加する予定だったんです。がが、本格稽古に入る直前に『やっぱり広瀬は音楽隊のみ!』とひっくり返しました。結果、とてもバランスの良い状態になったので、良しとします(^ ^)広瀬のお芝居が観たかった方にはこの場でお詫び申し上げます(>_<)

 

益永さんの刺さる脚本と広瀬の素敵な楽曲があいまって、とても上質な「LIVE×LIVE」になったと思います。

 

 

◆スペシャルなゲストアーティスト

 

そして、この上質な「LIVE×LIVE」を実現させてくれた大きな要因はスペシャルなゲストアーティストのみなさま。

今回は俳優としてフル稼働してくださったMayuさん。劇中でも何曲も歌っていただきました。そして、パセリップス(架空バンド)のメンバーとして出演くださった蜜・橋詰遼さん、劇団レトロノート・岩崎健一郎。

 

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岩崎健一郎はこれまで6年間、劇団ハーベストのすべての楽曲のアレンジを担当してきまして、ついにお客さまの前に姿を現しました(笑)レトロでも舞台には登場していないのに!広瀬が楽曲を作る前の公演はテーマ曲なども岩崎が作っていたんですよ。まさにハーベストの影の立役者。おそらく200曲近い楽曲をこれまでハーベストに提供しております。

 

そして、蜜の橋詰遼さん。恐ろしいほどの美ボイス。作家の益永氏は一発でノックアウトされました(笑)橋詰さんの声で歌われる広瀬の曲の美しいこと!中日のアフターライブで披露された「東京」は僕が蜜の曲の中でもっとも好きな曲で、本当に感動しました。蜜は活動休止中ですが、ソロライブもありますので、ぜひライブハウスへ。

 

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で、Mayuさん。今回終演後にお客さまにもっとも聞かれた質問→『Mayuさんはもともと俳優さんなんですか?』。

違うのです、元々シンガーソングライターです。しかも舞台2本目です。それでも、メインの役に配役しちゃう自分と広瀬の勇気にも乾杯!でも、期待を大きく上回る俳優っぷりを発揮してくれたMayuさんを尊敬せずにはいられません。劇中での歌もとても素敵でした。Mayuちゃんは歌っている時の「目」がいいです、グッと言葉や想いを伝えようとする目が。それがキチンと演技にも反映されていたのです。だから、お客さまの心を動かすことが出来たのだと思います。

 

個人的にはMayuさんの歌を広瀬が歌い、広瀬の歌をMayuさんや橋詰さんが歌う。このコラボ感がたまりませんでした!

 

 

◆舞台とスタッフ陣の底力

 

今回公演を行ったアトリエファンファーレ東新宿。ここは、先月「山田ジャパン」がこけら落としを行った新しい劇場です。新しいが故にまだ色々と模索中の劇場でもあるのです。

 

今回の「芝居と音楽」という構成と、「奥行きはないけれど間口の広いステージ」を何とか濃密な空間にしたくて、変わった使い方をしてしまいました。新しい劇場なんだから、普通に使えよって感じですけど・・・(笑)

今後、アトリエファンファーレ東新宿に行く機会がありましたら、通常はこんな造りなんだとわかっていただけると思います。今回は美術プランナーがいなかったので、演出家として総合的に舞台を検討してああいった形になりました。多少観づらいお席もあったかと思います。申し訳ありませんでした。

 

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さて、僕が演出するときにいつも付いて下さるスタッフ陣にも今回は苦労をおかけしました。照明さんにも音響さんにも。

音響(岡村さん)なんて、ほぼ生演奏のPAで、芝居の音響らしい仕事がほぼ皆無というとんでもない事になりました。音響素材として出してもらったのは、カウベルと携帯の着信音のみ。あとは全て生演奏でしたから。しかも変形で客席を組んでしまったものだから、音のバランスを組むのに相当苦労されていました。もうしわけないっ!

 

あとは、お気付きの方がどのくらいいたかわかりませんが、岩崎君の弾いていたアップライトピアノ。あれは、本物のピアノではありません。美術協力で入ってくれた仁平祐也さんが作ってくれたダミーのピアノ。中にはシンセサイザーが仕込んでありました。

8年前に劇団レトロノートの舞台で一度登場したことのあるダミーピアノ、「当時のまだある?」と仁平くんに聞いたところ、リメイクして提供してくれました。本当に素晴らしい出来です。その他、カウンターやレンガの柱など、協力の範疇を大いに越えたお力添えをいただきました。

 

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もちろん、制作のSMAの皆さまにも大変尽力いただきまして、色々とやらせていただきました。久しぶりにこんなに長く公演後期を書いたのも、自分的に何か新しいスタートが切れるような気がしているからかもしれません。

 

劇団ハーベストも6年目に突入しましたが、まだまだ発展途上の劇団です。でも、発展途上だからこそ出来るチャレンジがあると思うので、そこを彼女たちなりに模索していくのではないかと思います。

歌ったり踊ったりが専門外な若い女子たちの劇団って、なかなかないと思うので、より本格的に演技のクオリティを上げていけるように切磋琢磨できればと思いますので、今後とも劇団ハーベストへのご声援をお願いいたします。

 

杜町ペッパージャム千秋楽_170327_0012.jpg

 

というわけで、とりあえず、まとめ終わり!

【2017.04.03 Monday 20:40】 author : レトロナカムラ
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#1472『絢爛とか爛漫とかとかとか…』

劇団スーパーエキセントリックシアター『絢爛とか爛漫とか〜モダンガール版〜』が終演してすぐに劇団ハーベスト『杜町ペッパージャム』の打ち合わせ・稽古に入ったものですから、全くもってブログを書けずでした。。。

 

両公演とも、たくさんのご来場、ご声援、誠にありがとうございました!

 

2017年の年を明けてから、ここまで一瞬でした。

細かい事をほとんど覚えていないくらいあっという間の丸3ヶ月でした笑

覚えているだけ書いておかないと、自分の記憶としても記録としてもマズイので書きます。

 

 

まずは劇団スーパーエキセントリックシアター『絢爛とか爛漫とか〜モダンガール版〜』について。

 

年明けてすぐにSETの稽古が始まりまして、約1ヶ月半の稽古でした。

SETでは今回のような、特に若手女優がメインに入る公演というのがあまりないそうで、出演者の6名はとても気合いが入っていました。新人とはいえ、大きな老舗劇団を支えている若手です。それはそれはみんなやる気にあふれていて、一緒に稽古をしていてとても気持ちが良かったです。

 

「熱」とか「エネルギー」という言葉がぴったりくる彼女たちは、とにかく稽古に貪欲で、日々の稽古を思い切り楽しんでいました。『稽古が楽しくて楽しくて仕方ない!』っていうのがひしひしと伝わってきました。

 

飯島早苗さんの名作「絢爛とか爛漫とか〜モダンガール版〜」は戯曲そのものがとても面白い作品です。ただ、演じる方はたった4人で2時間強話し続ける膨大なセリフ量と、(昭和初期の物語なので)所作や言葉遣いの難しさなど、新人公演にしてはかなりハードルの高い作品でした。

本自体が面白いのに、それがつまらなかったら、それこそ僕の責任です(~_~;)なんだかんだと必死でした。が、彼女たちの稽古時間外での努力も相まって、ダブルキャストで稽古時間も限られてはいましたが、お客様にもとても楽しんでいただけたようですので、ひとまずホッとしています。飯島早苗さんにもご来場いただき、本当に嬉しかったです。

 

新しい出逢いと素晴らしい機会をくださったスーパーエキセントリックシアターの大関真社長には感謝感謝です。

 

 

大関真社長なんて書いてしまったけど、写真のほったま(堀田勝)や久下ちゃん(久下恵美)をはじめ、SETの面々とはいろんなところで一緒になっているので、様々な場所で繋がっていた縁をゼッキー(大関真)がひとつにまとめてくれた感じなのです(^ ^)

ゼッキーや久下ちゃんとはもう十数年の付き合いです。長いこと演劇界で共に闘ってきた同世代の仲間にこうして呼んでいただけて本当に僕は嬉しかったのです!

 

笑いの絶えないあっという間の1ヶ月半でしたが、笑いながらももがき苦しみ続けた6名の女優陣の今後のさらなる活躍が楽しみで仕方ありません。

 

ほんっと、みんないいヤツら(^ ^)素敵女子さ。がっつり組み合ってくれた立川ユカ子、西郷みゆき、安川里奈、山城屋理紗、木下桜、佐鳥由依にぜひご注目ください!

 

 

 

そして、今回大変お世話になりましたSET制作のみなさま、いつも僕の演出にお付き合いくださるスタッフの皆さまに感謝申し上げます。

 

連日の満席、階段の桟敷席でご覧下さったお客さまもいらっしゃいました。本当に本当にたくさんのご観劇、誠に誠にありがとうございました!

 

次は、劇団ハーベストの話を。

【2017.04.02 Sunday 22:17】 author : レトロナカムラ
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#1471『いよいよ絢爛爛漫』


いよいよ、劇団スーパーエキセントリックシアターSET LABO『絢爛とか爛漫とか〜モダンガール版〜』が日付変わって本日より開幕します。

わずか6ステージですが、関係者一同、1ステージ1ステージ大切に上演いたします。ぜひ劇場に足をお運びください。

ちなみに本日初日は満席でございます。ありがとうございます!当日券が若干数でるようです。

チケットをお持ちのお客様は混雑が予想されますので、ぜひお早めにご来場くださいませ!

飯島早苗さんのほんっとうに素晴らしい脚本と、SETよ若き新人俳優たちのエネルギーの融合をぜひご覧ください。

劇場でお待ちいたしております!


ご予約はこちら↓
https://www.quartet-online.net/ticket/set_labo_1st?m=0adacfa

【2017.02.16 Thursday 01:32】 author : レトロナカムラ
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#1470『2016もお世話になりました』

 

2016年も無事終わろうとしています。

今年も多くの皆さまにお世話になりました。

ありがとうございました。

 

まずは先日終演しました劇団ハーベスト冬の特別公演「ジェラシック・パーク」へのご来場、ご声援、誠にありがとうございました!3週間弱しか稽古期間がなかったのですが、我ながら結構挑戦的にやることができました。まだまだ課題はありますが、ひとまず2016年を「前のめり」な感じで終えることが出来、良かったと思っています(^ ^)

 

年明けの劇団ハーベスト5周年記念イベントからスタートした2016年。

今年は新たにレッスンを担当させていただく場所も増えたりと、出逢いも多い年となりました。

 

私事ですが、昨年の大晦日と明らかに違うのが子どもの成長した姿。

 

娘が1歳10ヶ月になりまして、昨年の大晦日はまだ立ってもいなかった子が、今では自己主張満々で話しかけてきます。

「おとさん」「おきて」「ねんね」「ごはん」「いやーーーー!」

話せる単語は少ないですが、明らかに僕の話している内容はわかっています。

人って本当に成長するんだなぁ。なんて当たり前の実感をしています。

 

子どものお陰で「人の成長」を目の当たりにし、僕自身もレッスンを受けてくれている多くのみなさんも「まだまだ伸びしろあるな」とニンマリしている年の瀬です。

 

劇団ハーベストも個人活動が目立ってきました。

久保田紗友は1月12日よりNHKの朝ドラに出演します。自分のことのように嬉しいです。加藤梨里香も舞台『BigFish』に出演します。僕が客席で見ていたスター達と競演です。青山美郷も12月まで連ドラに特異キャラクターとして出演していました。広瀬咲楽もライブ活動を本格的に始めましたし、高橋紗良も2月には錦織激団に出演です。

 

まだまだそれぞれの活躍が広がりそうな2017年。

彼女達へのご声援もよろしくお願いいたします。

 

劇団レトロノートは休止を宣言しましたが、止まる事なく歩みたいと思います。次のステージは自らの足で見つけねば!レトロノート劇団員へのご声援もよろしくお願いいたします。

 

僕はというと、新年一発目は劇団スーパーエキセントリックシアター新人公演の演出です。先日顔合わせしてきましたが、さすがSET。魅力的な女優陣が揃っています。ぜひこちらもご声援お願いいたします!

 

SET LABO公演

「絢爛とか爛漫とか〜モダンガール版〜」

【作】飯島早苗 【演出】中村公平


【日程】2017年2月16日(木)〜19日(日)
【会場】劇場HOPE

 

【出演】立川ユカ子 西郷みゆき 安川里奈

    山城屋理紗 佐鳥由依 木下桜

    ※一部ダブルキャスト

 

    >>詳しくはこちらを

 

 

さあ、今年もあと2時間。

紅白歌合戦を見ながら年越しします。

 

みなさま、今年も本当にありがとうございました。

良いお年をお迎えください。

【2016.12.31 Saturday 22:01】 author : レトロナカムラ
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#1469『言溜まり』

 

先日、劇団の活動休止と深沢さんの退団の発表をさせていただきました。

詳しくは劇団サイトをご覧ください。

 

15年かぁ。。。

いつの間にか15年も劇団レトロノートをやってきました。

このブログも2004年から飛び飛びですがスタートしていますので、12年。いやはやビックリです。

 

15年目の公演を終えてみて、改めて「ひとつの事を続ける事」の難しさを感じつつ、でもそんな難しさなんて感じながらやってきてなくね?的な考えもあったりします(^^;

 

駆けている時はアドレナリンが出ていますからね、何も気にせずいられます。ふと休んだ時にどっと疲れが出るもんです。でもね、そろそろその疲れを一度味わわなくてはいけないのではないかと思っています。味わわないからいつまで経っても何かやっている気になってしまうんです。もちろん出来ることはやってきました。でも、何に向けた熱を持った場所なのかをもう一度確認する必要があったのです。

 

深沢さんが自ら座長になりたいと申し出てくれた3年前、我ながら実直に続けてきて良かったと思いました。ただ、実際はそれだけではいけないのです。その先にどう実直さを保ちながら、次の一手が打てるのか?ここが大事なわけです。その一手をなかなか見つけられないまま15年間駆けてきた気がします。どっと来るであろう疲労感を感じながら、我を振り返り、先を見据える目をそろそろ持ちなおさなくてはいけないと思いました。

 

実はですね、ここだけの話、解散も考えました。

でもやっぱり辞めるのは簡単なんです。きっと僕は劇団活動がなくなったら楽になります(笑)

自分の団体はやりたい事が出来る代わりに金銭的にも精神的にも相当な圧がかかるわけです。そして長く続けていればいるほど「やりたい事」が全て出来るわけではなくなってくる。不思議なもんです。やりたい事ができるから発足したはずなのにそれだけじゃなくなる。なんでやねん!って思うけど、そういうもんです。一人でやっているわけではないですから。多くの皆さんの力を借りて続けてこられた事なんだから。

 

1年に1度しか公演を打たない僕らですから、『休止』なんて表明しなくても、一年の大半を休止しているようなもんです。(※実際は1年通して準備してるんですよ!)だから「そんな表明しなくてもいいんじゃね?」みたいなご意見もいただいたりもしたんですが、自分たちのケジメのために表明しました。ま、エゴと言ってしまえばエゴなのですが。。。

 

終演後、お客さまに「来年も楽しみにしているよ!」とか「毎年秋の恒例行事です」なんて言ってただけて本当に嬉しいのに、裏切るような形になってしまい本当に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、わがままですみません。15年間のご声援に感謝しつつ、充電いたします。

 

と言いつつ、例年通り2017年の秋にやっちゃったりして・・・。気まぐれ感満載で少し過ごします。気まぐれシェフ的な(笑)どなたかがおしゃってくださった「休止」ではなく、「休憩」だと思っていただければ。ちょっと腰を下ろして、休憩です(^ ^)

 

 

 

人生ってのは上手く出来ているなぁと改めて思います。

全てがポジティブに運ぶなんて事はなくて、どこの家もひとつやふたつ何か問題を抱えているように、誰の人生にも何かしらの影があって、その影とどう向き合い、一緒に暮らしていけるのかなんですね、結局は。

 

ブログも下書きゾーンに劇団ハーベストの「真っ向ガール」の公演後記も「黄昏バックオーライ」の公演後記もさいたまの子ども達の話も書き途中で止まっています。そして、それらをすっ飛ばしてこの記事を書いています。僕のブログの下書きゾーンは「水溜まり」ならぬ「言溜まり」。

 

言いたい事も伝えたいことも山ほどあるし、公演が終わったらお客様に感謝の言葉と作品を創っての言葉を並べたくなる。

「こんな人と出会いました」「こんな人のこんな面白いところを発見しました。」エトセトラエトセトラ。。。

 

でも、いつも言葉が足りず納得できない。これじゃ伝えたいことが伝わらないなぁ。とアップをやめてしまいます。このブログも休止発表当日からずっと書いています。

 

自分的にはまだまだ納得いきませんが、とりあえず、もうアップしちゃいます。

休止発表してからホームページ以外でご挨拶できていないこと、申し訳ありませんでした。

 

辞めるわけでもなんでもなく、まだまだ続きますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

取り急ぎ、宣伝!

年末!年の瀬!と言えば、、、

 

劇団ハーベスト冬の特別公演

『ジェラシック・パーク』

2016年12月23日(金)〜28日(水)

アトリエファンファーレ高円寺

 

ぜひご来場ください!!

【2016.11.25 Friday 10:37】 author : レトロナカムラ
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#1468『真っ向勝負しています』

 

一昨日、劇団ハーベスト第10回公演『真っ向ガール』の幕が無事開きました。

 

初日はLINE LIVEで生中継もしていただき、大変盛り上がる良き初日となりました。ご来場くださった皆さま、ご視聴くださった皆さま、ありがとうございました。

 

第10回ということで、ある種「お祭り」のような作品にしたいと思い、プロデューサーの松永ミチルや作家の田中大祐さん、SMAのスタッフの皆さんと話し合いを重ねてきました。

 

稽古に入ったら、やりたいこと、ぶっ飛んだ役作りへの演出も含めて、序盤は役者を混乱させるほど色々試しました。時間がなくても、なにか新しい要素をメンバーの中に見つけたかったし、一緒に14回も公演をつくっている身としては、慣れるような環境を作りたくなかったので。

 

少ない稽古時間はかなり心を圧迫しましたが(笑)、でも結果が全てですから、時間がないからやりたいことをやらないのではなく、それでもやって、時間内に仕上げるしかない…そして観ていただいて、面白いか面白く無いか、です。

 

常に新鮮に、けれど重ねて。

 

面白い時はみんなのお陰。

つまらない時は演出家の責任です。

 

千秋楽まで、この公演がお客さまに楽しんで頂ける作品として受け入れていただけるのか、僕にとってのドキドキタイムは続きます。。。

 

 

むずかしいことをやさしく、

やさしいことをふかく、

ふかいことをおもしろく、

おもしろいことをまじめに、

まじめなことをゆかいに、

そしてゆかいなことはあくまでゆかいに

 

井上ひさしさんの言葉を常に胸において。

 

 

 

劇団ブログ→【RetroBlog!

【2016.08.05 Friday 11:22】 author : レトロナカムラ
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#1467『サンキュー!39!』

 

6月17日に39歳になりました。

たくさんのお祝い、メッセージありがとうございました。

SNSとかすごい数のお祝いを頂きまして、びっくりしました(^o^)

ありがとうございました♪

まだまだ頑張れそうです(^^)

 

上の写真は同い年の響・長友さんと。

なんだかんだと結構たくさん一緒にお仕事させていただいています。同い年で芸能の世界できっちり立ち続けている強い男。

 

 

先日のレッスンでは、ハーベストのメンバーだけでなく、僕が担当させていただいているSMAの新人アーティストのみんなもお祝いしてくれました。毎年、こうしてたくさんの人にお祝いして頂けて本当に幸せなことです。

 

芝居も、というか、仕事って、というか、生きるって『縁』が全てだと思っています。

一人で生きているフリしたって、結局誰かの支えの上でしか人は生きられないし、結局大なり小なり誰かに迷惑をかけながら生きていますよね、きっと。

 

いつも誰かに頼らせてもらっている分、誰かの頼りになれるように生きなくては。と思います。

人はいつのまにやらでも支え合いながらしか生きられないんだから。

 

でも、勝負をする時は常に自分との闘い。やるかやらないかは全て自分次第。

誰かの迷惑も背負う覚悟で決断し、きちんと恩返ししながら生きていく。

そんな素敵な大人になりたいなぁ。と思います。

 

まずは、一番近くにいる家族とレトロたちとハーベストたちに最大級の感謝をしつつ、40代に向けて助走を開始します。

 

今年は人生で一番たくさん『サンキュー』を言う年にします。

30代まで僕に関わってくれた全ての人に、縁に、サンキューを。

 

今後ともよろしくお願い致します☆

 

 

劇団ブログ→『RetroBLOG!!

【2016.06.21 Tuesday 11:31】 author : レトロナカムラ
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#1466『SMA GIRLS 「GIRLS WONDERLAND vol.1」』

SMA GIRLS『GIRLS WONDERLAND vol.1』が、先日無事終了しました!

これはソニーミュージックアーティスツ所属の女性アーティストのみでお贈りする初のイベントで、劇団ハーベストも数名参加しました。

ちなみに僕も総合演出として参加させて頂きました。

こんな本格的なイベント演出は初めてだったので、至らぬ点ばかりでしたが、事務所スタッフの皆様に多々助けて頂き、若干、名ばかりな総合演出でしたが、無事やり遂げる事が出来ました。

初めては大変だし不安ですが、やはり楽しいですね。
歌の多いイベントだったので、セットリストを決めたり全体構成を考えるのは『こりゃ大変だぞ!』と思いましたが、何だかんだと楽しみながら考えている自分がいました。
自分がお客さんとして来ていたら、この流れだったらきっと面白いだろうという想像と妄想の産物(笑)

全体の流れと同時に芝居パート、リーディングパートも演出しました。
高橋紗良の脚本がお客さまに大ウケで大変嬉しかったです(笑)
ドラマリーディングの稽古もなかなか興味深くやらせて頂きました。声優の皆さんの声のマジックに本当に驚きました。声の色、表情を耳で楽しみながら、少しだけ視覚でも楽しめる。益永あずみのあんなにキュンキュンする作品もそんなにないですよ!今のところ(笑)素敵な作品になりました。


にしても本番は、麻生夏子さん、伊波杏樹さん、井澤美香子さん、ダイアナ・ガーネットさん、新人声優の清澄なつはさん、高橋マリンさん、たけだまりこさん、そしてハーベストたち出演アーティストの皆さんがこのイベントをより面白く、色鮮やかに華やかにしてくれました。

特に麻生さん、伊波さん、井澤さんのお三方はお若いのにスゲーなと演出ブースで唸りました(笑)こちらが考えていた以上のものをお客さまに提供するまさに「プロ」の姿を見ました。

劇団ハーベストもバンドにお芝居と持ち味を活かすことが出来たのではないかと思います。イベントでご興味を持ってくださる方が増えているといいなぁ。

何より!来てくださったお客さまがこのイベントを一緒に盛り上げ、創り上げて下さったことに心より感謝いたします。
本当に有難うございました!

そして、次です。
また6月末に新たな形のライブを発信します。

MONSTER GIRL
2016.6.28/19:00〜@南青山マンダラ

物 語 に は 音 が あ る

 

ライブと演劇の新しいエンターテイメント。
こちらにも俳優として、劇団ハーベストから山本萌花・松永ミチルが参加します。
番町ボーイズ☆籾木芳仁くんも出演します。
劇団ハーベストと番町ボーイズ☆の初遭遇。

そして、演出として僕も参加します。
どうぞご期待ください!



さらにその前に
6月11日に田町にありますアーキタンツという素敵なスタジオでワークショップをやらせていただきます。

『初めての演劇ワークショップ!』

アーキタンツは元々バレエやコンテンポラリーなど、主にダンスの為のスタジオで、多くの世界的なダンサーを講師として招いてレッスンをするようなスタジオなんです。そこで何故僕が演劇ワークショップをやるのか?!笑
有難いことにお声かけ頂きました。初めて演劇に触れる方でも安心してご参加いただけるクラスにしますので、ふるってご参加ください☆

最近、「一般向けのワークショップとかないんですか?」とかよく聞かれるのですが、このクラスはオープンクラスです。どなたでもご参加いただけます。もしご興味の有る方がいらしたら、以下のURLより詳細をご覧ください。

studioARCHITANZ Website

というわけで、また!



★劇団ブログ「RetroBLOG!
 
【2016.05.31 Tuesday 11:46】 author : レトロナカムラ
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#1465『小川さん』

月曜日、演出家で俳優の小川信太郎さんが亡くなりました。39歳。
昨晩、お別れをしてきました。

写真は、街中で偶然会って『写真撮ろう!写真撮ろう!!』と小川さんが撮ってくれた写真です。

劇団ハーベストの山本萌花が小川さんの劇団に客演させて頂き、知り合いました。ちょうど2年前です。なので、僕は共演したことも演出を受けた事もありません。
共通の仲良し俳優がいるといういたって普通の友人という事です。あ、小川さんは1つ年上だから先輩です。
でも、たまに会えば普通に仲良くお話ししてくれるフランクなガキ大将。

演出では怒鳴り散らしていたみたいだけど、それも愛があっての事だったのは容易に想像できます。ガキ大将ってのはピュアですから、言いたい事言っちゃう。でも後悔したりする(笑) そこまでお付き合いのなかった僕でもわかります。


昨年解散した小川さんの劇団boogie-woogieは結成から15年で幕を降ろしました。

奇しくもレトロも今年15年。

解散公演を観劇し、終演後に小川さんとハグしました。「15年お疲れ様でした」と。
公演直前に色んな横槍が入って、苦しかったろうにガツンとやり遂げた力強いハグだったのを今でも覚えています。

一緒に創作していないけど、色んなところで良くも悪くも(笑)名前が出るのは、愛されていた証拠です。あんなガキ大将タイプは、きっと敵も多かったんだろうなぁと思います。
でも、敵だって相手がいなくなったら寂しいですよ、きっと。

あなたのたくさんの味方とおそらくちょっとはいる敵が、共に悔しい思いをしています。早過ぎます。訃報を聞いた時、「何やってんだ!」と怒りが湧いてきたのは僕だけではないはずです。

関係の薄い僕がダラダラと小川さんの事を語るのは、一緒に戦い続けてきた仲間たちに申し訳ないのでそろそろやめます。
キレイ事を書くつもりは毛頭ありませんが、小川さんはたくさんの演劇人にたくさんの影響を与えた事だけは間違いありません。

小川さんとは全くタイプの違う僕なので、僕は僕なりに演劇を盛り上げられるように頑張ります。



巨匠・蜷川幸雄も旅立った昨晩は非常に天気の良い、月の綺麗な夜でした。



合掌。
【2016.05.12 Thursday 06:35】 author : レトロナカムラ
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