ツイッターでは書かせて頂きましたが、改めて。
劇団ハーベスト第15回公演『肉体改造クラブ・女子高生版』が無事幕を降ろしました。
ご来場、ご声援、誠にありがとうございました。
このブログ、もう閉鎖したんじゃ無いかってくらい書いてなかったです。
ほんと我ながらヒドイですね(笑)
ブログの下書きには「明日の君とシャララララ」の公演後記の続きやら、DOLLの事やらの記事が途中で止まっています。書いては消してを繰り返すうちに時期を逸するという感じです。
肉体改造クラブに関しては書きたいですね〜、ちゃんと。というか、前作DOLLの事も含めて。
ひとまず、劇団の事を書きます。
今作は劇団としては初めて、劇団員よりも多くのゲストを招いての公演となりました。必然的にいつもとは違う空気が座組みの中に流れていました。が、ここはやはりハーベストの公演、劇団員の作り出す空気感は良くも悪くもありました(^_^;)
アフタートークでもありましたが、今回は劇団員の参加者が少なく、稽古開始時は客演なども重なっていて、望月瑠菜と篠崎新菜しか劇団員がおらず、2人ががむしゃらに動いていました。様々な打ち合わせから、稽古場の掃除、アップの仕切りまで。今まで見たことのない姿をたくさん見られました。
劇団員の役割分担もより明確に。
望月瑠菜は衣装の管理やメンテを行う衣装担当、さらに第1話の演出助手を。
高橋紗良はいつも通り職人のごとく小道具担当、さらに第3話の演出助手を。
川畑光瑠は座長としての取り仕切りと演出助手筆頭を。
宮武佳央はグッズの企画から準備までグッズ担当、さらにダンスリーダー。
篠崎新菜は掃除やお弁当準備など制作雑務担当、さらに第2話演出助手を。
劇場に入ってからは広瀬咲楽が、垣根を超えてみんなのサポートとして動き回っていました。もちろん葛岡有も加藤梨里香も劇場に来たら掃除や雑務を一生懸命手伝っていました。
マネージャーさん達にたくさん助けてもらいながら、少数になった劇団ハーベストは、より『劇団』らしくなってきたなと思います。これまで以上に劇団員が雑務をこなしながら、俳優としての仕事もする。もっとも劇団らしい公演だったと言っても良いと思います。劇団員がここまで動けていなかったら公演自体が成り立たなかったと言っても言い過ぎではない気がします。もちろん、上を見ればそりゃもっともっととなるけど。
誰よりも早く稽古場に入り掃除をし、最後まで稽古場に残って後片付け。これを繰り返しながら俳優として役作りをする苦しさを僕は知っている。。。
そうなると『客演の方が楽〜』って思いがちだけど、客演は客演で、座組にリスペクトを持っていれば「自分次第でこのカンパニーは終わってしまうかもしれない」という恐怖と闘う事になるわけで。どっちがどっちとも言えないですね。
どちらにせよ、一番に『来て下さるお客様の為なら当たり前だよ!』ってとこに落ち着くわけです。綺麗事でも何でもなくて、リアルに。
だって来て下さる方がいなかったら、僕らの仕事は成り立ちませんから(>_<)
7年間言い続けてきた事が、ようやく彼女達の実際の状況と深く結びつく時期となってきました。『あー、この事を言ってたのね』というのが、ここ数年の公演でみんなハッキリと理解してきたように思います。
劇団云々とは関係なく、少しの負荷や、自らを追い込む緊張感が、俳優としても人としても一段上に上げてくれる力になります。前作『DOLL』からとても良い流れができている気がします。
劇団ハーベストは結成から丸7年が経ちまして、1月末に8年目に突入しました。
ここ数年は、毎公演ごとに卒団者が出て寂しい限りですが、彼女たちも小・中学生からハーベストを始め、成人になる時期になった今、自分の人生をきちんと見つめるタイミングなのだと思います。
明日の君とシャララララでは、布施日花梨、久保田紗友、井上結愛が卒団。
DOLLでは、山本萌花、弓木菜生が卒団しました。
そして、今回、肉体改造クラブでは広瀬咲楽も卒団しました。
毎日のように一緒にいた仲間がいなくなるのはとても寂しい事ですが、彼女たちの前途を祈る気持ちはそれ以上のものがあります。みんな自分の選んだそれぞれの道で頑張っています。公演も観に来てくれるので、その時は同窓会のような気持ちになります。
そんな中でも、篠崎新菜がカムバックしてすでに1年。戻ってくるメンバーがいるなんて人生、本当に何があるかわかりません(^ ^)
引き続き、加藤梨里香、望月瑠菜、高橋紗良、川畑光瑠、宮武佳央、篠崎新菜、葛岡有は劇団活動と個人活動、両方を頑張っていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
さあ、次は作品のこと、卒団したメンバーのこと、いろいろ書くぞ!
絶対、書くぞ!!
言葉は溢れてる。
・・・それが活字なるとは限らないけど(^_^;)
では、また。